俳優の佐藤健さんと神木隆之介さんがダブル主演する映画「バクマン。」(大根仁監督、10月3日公開)の特報映像が公開された。2人の少年がマンガ家として成長する姿を描いた人気マンガの実写映画化で、特報映像では、佐藤さん演じる絵が得意な高校生の真城最高(ましろ・もりたか)と、神木さん演じる秀才でマンガ原作家志望の高木秋人(たかぎ・あきと)がマンガを描く姿などが収められている。ナレーションは人気アニメ「ONE PIECE(ワンピース)」でルフィを演じている声優の田中真弓さんが担当している。
「バクマン。」は、映画化もされヒットしたマンガ「DEATH NOTE(デスノート)」でコンビを組んだ原作・大場つぐみさん、作画・小畑健さんによるマンガが原作。週刊少年ジャンプ(集英社)で2008~12年に連載し、コミックス全20巻で累計発行部数1500万部を超えるヒットを記録して、10~13年に3シーズンにわたってアニメ化もされた。主人公の最高が、秋人に誘われてコンビを組み、週刊少年ジャンプで連載する夢をかなえて二人三脚で奮闘するストーリー。
特報映像では、最高&秋人の最強ライバルとなる“天才マンガ家”の新妻エイジ(染谷将太さん)、最高が恋をしているクラスメートの美保(小松菜奈さん)、最高と秋人の才能を見抜き、2人を支える少年ジャンプ編集部の服部哲(山田孝之さん)、2人を陰で見守る編集長の佐々木(リリー・フランキーさん)も登場している。