ソニー損保のCMや、昨年放送された連続ドラマ「こえ恋」(テレビ東京)に出演し、話題を集めた女優の唐田えりかさんが出演する日本航空(JAL)の新テレビCMが2日、公開された。唐田さんは、黙って東京に上京してしまったサッカー部の先輩に思いを寄せる女子高生を演じ、目にうっすらと涙を浮かべながら切ない表情を見せている。また足元に転がってきたサッカーボールを思い切り蹴るシーンも登場する。
新CM「3月の校庭」編は、同社広告「只今、JALで移動中。」シリーズの第8弾。唐田さん演じる、黙って東京に上京してしまったサッカー部の先輩(新川五朗さん)に思いをはせる女子高生が、校庭でサッカー部が練習しているのを寂しそうに見つめていると、足元にボールが転がってきて「なんで黙って行っちゃうんだよ!」と叫びながらボールを蹴る……というストーリー。
千葉県出身の唐田さんはインタビューで「高校卒業後に上京したのですが、学生と仕事の違いが怖かったり悔しいことも多くて、正直泣いてばかりでした」と振り返りながら「でも、目標を持っていれば頑張れます。それに、離れていても地元の友達の皆に支えられています」とコメント。CMの内容にちなみ、「遠距離恋愛」について聞かれると、「遠距離恋愛はお互いの信頼がないとできないものだと思うので、すごいなと思います。でも会いたい時に会えないのは寂しいですね(笑い)」と語っている。