俳優の田中圭さん主演の映画「女子高生に殺されたい」(城定秀夫監督、4月1日公開)の本編映像第4弾が4月1日、公開された。南沙良さん演じるどこか陰のある美少女・真帆が、田中さん演じる日本史教師・東山春人のネクタイを締め直すシーンだ。
映像は、突然の地震により半崩壊した、春人が顧問を務める遺跡研究部の部室を、真帆ら部員たちと共に片付ける場面から始まる。片付けの途中、春人のネクタイが曲がっていることに気が付いた真帆が、ネクタイを締め直すと、思わずゴクリと生唾を飲み込む春人。緊張しながらも、どこか恍惚(こうこつ)な表情にも見える。春人にとって、ネクタイで首を絞められる行為とは一体……という場面となっている。
映画は「ライチ☆光クラブ」「帝一の國」などの古屋兎丸さんのマンガを実写化。田中さんは、女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人を演じる。一見、常識的な人間でありながら、自らに潜む衝動を抑えられない男という難しい役どころを、不気味さと色気を併せ持つ狂気をはらんだキャラクターとして体現。9年間に及ぶ前代未聞の“自分”殺害計画を企てる。
春人を囲む女子高生役を南さんのほか、莉子さん、河合優実さん、茅島みずきさんが演じる。そのほか、大島優子さん、細田佳央太さんらも出演する。