俳優の横浜流星さんの主演映画「嘘喰い」(中田秀夫監督)のメーキング映像が2月11日、公開された。横浜さん演じる天才ギャンブラー斑目貘(まだらめ・ばく)が挑む“死のババ抜き”(ハングマンゲーム)シーンの裏側が収められている。
“死のババ抜き”で貘が対峙(たいじ)するのは、三浦翔平さん演じる佐田国一輝。科学者としての過去を持つ、新参の賭郎会員の佐田国は、ある事件が原因でひょう変し、権力者たちから金と命を奪うマッドサイエンティストだ。貘が賭けるのは、20億円と自らの命。果たして貘は、この究極の頭脳心理戦をどう切り抜けるのか……。
映像では、横浜さんと三浦さんが、中田監督やスタッフのアドバイスに耳を傾けながら、それぞれのキャラクターイメージに合った心情を表現するために、真剣なまなざしで撮影に臨む様子などが映し出されている。
映画は、2006~17年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載された迫稔雄さんの人気マンガを実写化。通称「嘘喰い」と呼ばれる正体不明の天才ギャンブラー・斑目貘が、日本の闇社会を牛耳る組織・会員制の倶楽部賭郎(くらぶかけろう)の頂点を目指して、イカサマも殺しも何でもありな、巨額の金と命を懸けたギャンブル、ゲームに興じる姿を描く。佐野勇斗さん、白石麻衣さん、本郷奏多さん、櫻井海音さんらも出演する。