俳優の小栗旬さんが天才的科学者・本多晃を演じている映画「テラフォーマーズ」(三池崇史監督)の本編映像が4月28日、公開された。奇抜なファッションと奇妙な髪型で「いいね、いいね」と喜びもだえ、意味不明な決めポーズも披露する“キモかっこいい”本多博士が楽しめる。
本多博士は天才的頭脳と奇抜なファッションセンスを誇る“尊大で無慈悲な科学者”で、言葉巧みに15人のワケありな日本人を火星移住計画に巻き込んだ張本人。映画では、三池監督が小栗さんに対して役を当て書きしており、原作とは異なるキャラクターになっている。
「テラフォーマーズ」は、“人型のゴキブリ”と昆虫の能力を持った人間たちが、未来の火星を舞台に激しい戦いを繰り広げる姿を描いた貴家悠さん作、橘賢一さん画の人気マンガが原作。西暦2599年、人口増加により貧富の差が激しくなり、政府は移住先として火星を地球化(テラフォーミング)する計画を開始し、人が住みやすい環境を作るため、人類より先にコケとある“生物”を送り込んだが、その“生物”が異常進化を遂げ、駆除のために何も知らない貧しい15人が火星に送り込まれ……というストーリー。
映画は伊藤英明さん主演で、武井咲さん、山下智久さん、山田孝之さんらが出演し、29日から公開される。