札幌で開催中のイベント「第66回さっぽろ雪まつり」の大通公園西七丁目会場に2月5日、パズルゲーム「キャンディークラッシュソーダ」の世界観を表現した高さ5メートル、横幅10メートルの巨大雪像が登場した。同日行われた雪像の点灯式では、プロジェクションマッピングで高さ5メートルの“巨大スマホ”が出現。ゲームのキャラクターが飛び出し、画面でパズルゲームが始まると、集まった観客からは驚きの声が上がった。
「キャンディークラッシュソーダ」は、世界で1日平均8億3400万回プレーされているスマートフォンやタブレット端末などで遊べるパズルゲーム「キャンディークラッシュ」の姉妹作。同じ色のキャンディーを並べて消していくパズルゲームで、オリジナルの要素は残しつつ、パープルカラーのソーダの動きで変わる六つの新モードなど新要素が加わった。プロジェクションマッピングでは、雪像がさまざまな色に彩られ、巨大スマホの画面では、ソーダがあふれ出たり、ゲーム画面のカラフルで爽快なキャンディーの爆発などの演出で、観客を楽しませた。
同ゲームのダイナミックなプロモーションイベントは、ロンドンやニューヨークで行われており、今回で3回目。同ゲームを手掛けた「King Japan」社の金澤唯マーケティング本部長は、さっぽろ雪まつりでのイベントについて「これだけの規模でゲームの世界観を伝えられる場はない。ゲーム内で、氷の下からベアーを助ける演出があり、ゲームの世界観にもマッチした」と説明。初披露のプロジェクションマッピングは「すごくきれいでした。ゲームの世界観とプレー風景の2種類が楽しめる」とその完成度に自信を見せていた。
「第66回さっぽろ雪まつり」は11日まで開催。同ゲームのプロジェクションマッピングは、期間中午後6時~9時20分まで、20分間隔で上映する。