"第2のローラ"といわれ評判のモデル・水沢アリーさん(22)が5月16日、東京都内で行われた映画「モネ・ゲーム」(17日公開)の公開直前イベントに、俳優の岩城滉一さん(62)とともに登場した。この日が初の芸能イベント出演となった水沢さんは、岩城さんに対して「身ぐるみはがしてもカッコいいと思った」と大胆発言。岩城さんは、「褒められたから言うわけじゃないけど、彼女の方が言葉数も(ローラさんより)上。とても賢い。つまらないテレビを面白くして」と独特な表現で水沢さんにエールを送った。水沢さんは「売れるように頑張るよ!」とローラさん同様にタメ口で答えていた。
"第2のローラ"と呼ばれることについて、水沢さんは「(ローラさんは)とてもすてきな豪華絢爛(けんらん)な人だから、おこがましい」と恐縮。デビューのきっかけについて、「お金がなくて大学をやめたとき、プロダクションの社長のまー君と出会った。あのときが(人生の)大逆転かなと思ってる」と話した水沢さん。作品にちなんで「15億円あったら?」とMCに聞かれ、「家の固定資産税で1億円くらい。あと4億円は株やFX。残りは貯蓄したい。このご時世何があるかわからないから」と計画的に話すと、岩城さんは「しっかりしてるねー」と舌を巻いていた。
映画イベントに出演するのは2~3回目という岩城さんは、この日水沢さんが描いた作品にちなんだ絵を贈られ、「こういうのは困るね」と苦笑い。14年に宇宙飛行に挑戦することで話題を集めたことから、水沢さんから「宇宙に持って行って」とお願いされると、「(宇宙には)何も持って行っちゃいけないと言われてる。せめて女房の写真を持って行かせて」と言いつつも、「(自宅に)遊び場があるので、そこに飾るよ」と話し、水沢さんを喜ばせていた。
映画は、「ノーカントリー」(07年)や「トゥルー・グリット」(10年)で知られるジョエル&イーサンのコーエン兄弟が脚本を手がけた、モネの名画「積みわら」を巡る犯罪コメディー。「英国王のスピーチ」(10年)でアカデミー賞を獲得したコリン・ファースさんと、ハリウッドの人気女優キャメロン・ディアスさんが共演している。17日公開。(毎日新聞デジタル)