米俳優のトム・クルーズさんが、主演人気アクション映画シリーズの最新作「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(クリストファー・マッカリー監督)の日本公開(8月7日)に先駆け、約1年ぶりに来日することが7月17日、明らかになった。また本作の最大の見どころで、撮影スタッフによると「一歩間違えば(クルーズさんは)死んでいた」という決死の飛行機スタントシーンのメーキング映像も公開された。
クルーズさんの来日は、昨年6月の映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のプロモーション以来で、マッカリー監督と謎の美女イルサ役のレベッカ・ファーガソンさんも同行する。
飛行機スタントシーンは撮影用に購入された軍用機を目にしたスタッフの「翼に乗ったらどう?」という冗談半分の言葉から実現。クルーズさん自身も飛行機に乗る際に以前から「窓から見える翼の上に立ったらどんな感じなんだろう?」と思っていたといい、1500メートル上空を時速400キロで飛ぶ敵の軍用機の扉にぶら下がり、侵入を試みるシーンをクルーズさんは体を支える命綱だけを頼りに、離陸から着陸するまでの一連の流れを8回も撮影。公開されたメーキング映像には、飛行機が離陸する際の緊張感あふれる様子などが楽しめ、クルーズさんも「風が全身を打ちつけた。本当に怖かったよ」と振り返っている。
同シリーズは1996年に公開され、敏腕スパイのイーサン・ハント率いる「IMF」が凶悪組織や闇組織と戦う人気アクション映画。第5弾の今作は、「IMF」が無国籍スパイ集団「シンジケート」の暗躍により解体の危機に追い込まれる……というストーリー。