高さ約18メートルの動く実物大ガンダムを設置する施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」(横浜市中区)のオープニングセレモニーが12月18日、開催された。セレモニーは午後5時から開催され、横浜の夜景を背景に、動く実物大ガンダムの起動テストが実施された。歩行しているかのような動き、膝をつくポーズなどが披露された。GUNDAM FACTORY YOKOHAMAは、12月19日に一般公開される。2022年3月31日まで。
実物大ガンダムを動かすプロジェクトは、2014年に「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」として始動。オープン前に見学できる限定プログラムを7月、本オープンを10月に予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、延期されていた。
ガンダムが人類とスペースノイドの戦いをくぐり抜け、機体は失われたと言われていたが、山下ふ頭近郊でパーツが大量に発見され、エンジニアたちが研究、分析、再構築した……という設定。実現可能性、安全性、デザインなどを考慮して、研究者、エンジニアなどが検証、設計した。
「機動戦士ガンダム」の名シーンのラストシューティングをイメージして右腕を上げるポーズや「∀ガンダム」のターンエーガンダムのように両手を広げるポーズなども披露する予定。
「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」は、動くガンダムの仕組みなどを学べるGUNDAM LAB ACADEMY、会場限定のガンプラなどを販売する公式ショップ、カフェ、地上約18メートルから動くガンダムを観覧できるGUNDAM-DOCK TOWERなどもオープンする。入場料は、大人が1650円、子供が1100円。GUNDAM-DOCK TOWERの入場料は3300円。
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