女優の橋本愛さんが6月26日、東京都内で行われた国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016」のクロージングセレモニーに登場。同映画祭で橋本さん主演の短編映画「うつくしいひと」(行定勲監督)が「第5回観光映像大賞(観光庁長官賞)」を受賞。映画は、熊本県を舞台にしていて、4月に起きた「熊本地震」の前に撮影されていた。
「うつくしいひと」は、熊本県出身の行定監督や俳優陣によって制作。約40分で、城下町の問屋街にある倉庫の2階「玉屋末吉探偵事務所」が舞台。いつも暇そうにしている玉屋末吉(高良さん)の元へ謎の美女と小柄な男の2人の依頼人がやってくる。美女から耳打ちされたのはとある極秘事件で、末吉は目を光らせる……というストーリー。俳優の高良健吾さん、米村亮太朗さん、女優の石田えりさん、政治学者で東京大学名誉教授の姜尚中さんに加え、熊本県のキャラクター「くまモン」も出演している。セレモニーには、橋本さんのほか、姜さん、高良さん、米村さん、くまモン、行定監督も出席した。
「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」は、アジア最大級の国際短編映画祭。18回目となる今年は世界100以上の国と地域から集まった約6000作品の中から、約200本を東京や横浜の会場で上映。クロージングセレモニーでは、「ミュージックShort部門」に、永田佳大監督の「人生のソリューション」、「ミュージックVideo部門」の優秀賞に歌手の石崎ひゅーいさんの「花瓶に花」(松井大悟監督)が選ばれたことも発表された。同映画祭の代表を務める俳優の別所哲也さん、アンバサダーを務めたタレントのLiLiCoさんも出席した。