歌手の木村カエラさんが10月6日、東京都内で行われた映画「バースデーカード」(吉田康弘監督)の完成報告会見に女優の橋本愛さん、宮崎あおいさんと出席。木村さんは黒を基調にしたロングワンピース、橋本さんは黒のシースルーブラウスに膝丈のスカート、宮崎さんは黒の花柄ワンピースという落ち着いた装いで登場した。
映画は、毎年届くバースデーカードに書かれたメッセージを通して、亡くなった母親と残された家族との絆や深い愛情を描いた感動作。バースデーカードを通じて成長していく主人公・紀子を橋本さん、紀子が10歳のときに亡くなった母・芳恵を宮崎さん、紀子の父・宗一郎をユースケ・サンタマリアさん、弟・正男を須賀健太さんが演じる。木村さんは主題歌を担当する。22日公開。
主題歌を担当する木村さんは、脚本を読み、試写を見て曲を作ったといい、「見終わったときにすごく温かい愛を感じ、それが私の中に残っていた。子を思う親の気持ちを描ければなと思った」と振り返った。
主題歌を聴いた橋本さんは「本当にすてきな曲で感動した。この曲は確実にこの映画を底上げしてくれたと思っているし、(この映画は)一つの作品として完璧なものになった」と絶賛。完成報告会見には、ユースケさん、須賀健太さんも出席した。