映画「さらば あぶない刑事(デカ)」(村川透監督)の完成披露イベントが1月12日、東京・新宿の歌舞伎町で行われ、舘ひろしさんと柴田恭兵さんら出演者12人が出席。レッドカーペットが敷かれた約50メートルの沿道には、約1000人のファンが集まり、舘さんが歌うエンディングテーマ「冷たい太陽」をバックに、舘さんと柴田さんが登場すると、大きな歓声を上げ、「タカー」「ユージ」などと悲鳴まじりの声援を送った。
イベントには、舘さんと柴田さんのほか、おなじみの浅野温子さんや仲村トオルさん、ベンガルさん、伊藤洋三郎さん、長谷部香苗さん、村川監督、そして今回初参加となる菜々緒さん、夕輝壽太さん、吉沢亮さん、入江甚儀さんも出席。
この日は、東京では初雪が降る寒さだったが、朝から並んでいた人もいたといい、舘さんは「みなさんの温かい気持ちが胸にしみました」、柴田さんは「みなさんに応えられる映画ができました。今日は本当にありがとう」と感謝の言葉。ほかのキャストとともに、詰めかけたファンとハイタッチをしたり、握手を交わすなど、触れ合いを楽しんだ。
映画は、舘さんと柴田さん演じる破天荒な刑事コンビの活躍を描いて人気を博した「あぶない刑事」シリーズの完結編。定年退職を間近にしたタカ(舘さん)とユージ(柴田さん)が、横浜に忍び寄る世界の闇市場を牛耳る中南米マフィアと戦う姿を描く。30日公開。