人気マンガ「進撃の巨人」に登場する巨人2体の実物大像が1月22日、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)でお披露目された。23日からスタートするイベント「ユニバーサル・クールジャパン」内のアトラクション「進撃の巨人・ザ・リアル」で、一般公開される。
アトラクションに設置された像は、15メートル級の“エレン巨人”が、14メートル級の女型巨人のハイキックを受け止めるという激しい戦闘シーンを再現したもので、人間の約10倍もある巨体の迫力と、振り乱れる髪、躍動する筋肉のリアルさを表現。また、人間にかじりつこうとする巨人の頭部の像もあり、フォトエリアでは“捕食体験”の様子を写真撮影することもできる。
「ユニバーサル・クールジャパン」は、世界的に高評価を受けている日本が生み出したマンガ、アニメ、ゲームの世界観を、圧倒的なスケールで再現するイベント。USJではこれまで「バイオハザード」や「モンスターハンター」のアトラクションを展開しているが、今回は「進撃の巨人」と「新世紀エヴァンゲリオン」のアトラクションが加わった。
「進撃の巨人・ザ・リアル」は、ゲストが調査兵団の一員として女型の巨人捕獲作戦に参加し、絶望的な状況下で巨人との戦いに挑む主人公たちと同じ境遇を体感できるアトラクション。巨人のほか、人気キャラクターのリヴァイや、ヒロインのミカサなどを、まるで人間のようにリアルに再現した等身大の人型「クロノイド」も展示される。「ユニバーサル・クールジャパン」は5月10日まで開催予定。