女優の森川葵さんが10月14日、主演映画「恋と嘘」(古澤健監督)の公開初日舞台あいさつに共演の北村匠海さんらとともに登場した。映画は、DNAなどあらゆるデータに基づき政府が最良の結婚相手を通知してくれる“政府通知”が届く世界が舞台で、森川さんは政府通知は「いいなと思う」とコメント。その理由として「生きていて、運命の相手、最良といえるパートナーに出会えている可能性って、かなり低いじゃないですか」と“現実的”に語ると、北村さんは「夢を与えない言葉だけど……」とやんわり突っ込んでいた。すると、森川さんは「いや、出会える」と慌ててフォローしていた。
舞台あいさつには、共演の佐藤寛太さん、浅川梨奈(なな)さん、田辺桃子さん、主題歌を担当した阪本奨悟さん、古澤監督も出席した。
「恋と嘘」は、DeNAのマンガアプリ「マンガボックス」で連載中のムサヲさんのマンガが原作。映画は原作とつながりを持つアナザーストーリーで、DNAなどあらゆるデータに基づき政府が最良の結婚相手を通知してくれる恋愛禁止の世界で、“政府通知”を心待ちにしている女子高生・仁坂葵(森川さん)は誕生日前日、幼なじみの司馬優翔(北村さん)に突然「好きだ」と告白され、戸惑う。そこに無口でミステリアスな高千穂蒼佑(佐藤さん)が政府通知の相手として現れる……というストーリー。