女優の柴咲コウさんが3月9日、アウトドアブランド「マムート」の「『マムート 160周年記念プロジェクトーすべては山を楽しむ為に』 記者発表会」に出席した。北海道にも拠点を持つ柴咲さんは、「狩猟家さんにもらったんですけど」といい、狩猟家の人がお守りとして持っているクマの爪を「家の鍵のキーホルダーにしています」と取り出して見せた。
柴咲さんは、両親の故郷である北海道に2020年に家を建てた。北海道では「何かをするとか、目的を持たないことの方が圧倒的に多い」といい、「なぜなら五感というものをふんだんに使えるんですね。都会だと新鮮さ、刺激はたくさんあるけれど、人工的な音も入ってきてしまう。そういうのではなくて、鳥のさえずりや、木々がざわめいている音とか、それだけで満たされていて、思いをはせているとあっという間に2時間たってることもありますね」と明かした。
挑戦してみたいことを聞かれると、「害獣として駆除されてしまう動物がいるなかで、そこへの違和感があって、食肉にまわる量も少ないですし、何か解決できる、協力できることはないかなと模索している」と語った。
柴咲さんは同プロジェクトのアンバサダーに就任。自然や環境保全活動の情報を発信していく。