アイドルグループ「乃木坂46」の高山一実さんが11月2日、紀伊國屋書店新宿本店(東京都新宿区)の「乃木坂文庫フェア」に訪れた。閉店後に訪問した高山さんは静かな店内でフェアの対象文庫が並べられた本棚を見つけると、「うわー、すごーい。うれしい」と満面の笑みを浮かべ、「大好きな本と、こうしてお仕事で手を携えることができてすごくうれしいです」と喜んだ。
同フェアは創刊46周年を迎えた講談社文庫と乃木坂46のコラボ企画で、46作品のカバーにメンバーが1人ずつ起用され、白石麻衣さんは瀬尾まいこさんの「幸福の食卓」、高山さんは辻村深月さんの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」のカバーに登場している。カバーはフェア限定品で、カバーの袖には切り取って使えるしおりが付いている。
「乃木坂46」メンバーの中でも無類の本好きで知られる高山さんは、実際に書店で46冊が並んでいるのを見た感想を「いや-、実際の売り場を見て、喜びが倍増しました。こんなにたくさん展開されているとは思っていなかったので、素直にうれしいです。メンバーもまだ実物を見ていないので、これを見たらきっと驚くと思います」とにっこり。自身が小説作品のカバーになる気持ちを聞かれると「申し訳なさもありつつ、なかなかできない経験なので、ありがたい気持ちでいっぱいです」とコメントを寄せていた。
最後に高山さんは「本の好きな方、本が苦手な方、どれから手に取っていいか迷っている方も、みんな、まずは推しメンが表紙になっている作品を手に取ってもらえたら、読書へのいい入門編になると思います。ぜひ、本屋さんに足を運んでいただけたらうれしいです」とメッセージを送った。同フェアは対象本がなくなり次第、終了となる。