ファッション誌「Seventeen」などで活躍するモデルで女優の中条あやみさんが9月27日、東京都内で行われた初主演映画「劇場版 零~ゼロ~」(安里麻里監督)の公開舞台あいさつに登場。安里監督や共演の美保純さんから映画の“卒業証書”と花束を渡された中条さんは大感激で、大粒の涙をこぼしながら、「こんなすてきな役者の方が関わって、こんな新人の私が主演していいのかなってと思っていたんですが、こうやってみんなに支えてもらってすごくいい思い出ができました。皆さん、ありがとうございました」と声を詰まらせながら語った。
映画のクランクアップでも号泣したという中条さんは、「今日は絶対笑顔で終わらせようと思っていたけど、案の定、泣かされました」とコメント。安里監督は「主演という大役に押し潰されてしまうのではないかなと心配だったが、撮影が始まると顔つきが変わって本当に強くなった。この先もいろんな役を経験して、すてきな役者さんになってほしい。個人的にも楽しみにしています」とエールを送った。
映画「劇場版 零~ゼロ~」は、ホラーアドベンチャーゲーム「零」シリーズ(コーエーテクモゲームス)の実写化。マンガ「多重人格探偵サイコ」などの大塚英志さんの小説が原作で、女子校の寄宿舎を舞台に、生徒が次々に謎の失踪を遂げる……というストーリー。中条さんはクールビューティーな学園のカリスマ・月守アヤ役、美保さんは学園長役を務めている。舞台あいさつには、共演者の森川葵さん、小島藤子さん、美山加恋さん、山谷花純さん、浅香航大さん、中越典子さん、主題歌を歌うJAMOSAさんも出席した。