俳優の黒羽麻璃央さんが主演、女優の穂志もえかさんがヒロイン役を務める映画「生きててごめんなさい」が2023年2月3日に公開されることになり、映画の特報が12月3日、公開された。
「余命10年」の監督の藤井道人さんがプロデュースし、ドラマ「アバランチ」で藤井さんと共に演出を担当した新鋭・山口健人監督が、現代の日本の若者たちが抱える「病み」を鋭い視点で描いた作品。
出版社の編集部で働く園田修一(黒羽さん)は清川莉奈(穂志さん)と出会い、同棲(どうせい)生活をしている。修一は小説家になるという夢を抱いていたが、日々の仕事に追われ、諦めかけていた。莉奈は何をやってもうまくいかず、いくつもアルバイトをクビになり、家で独り過ごすことが多かった。ある日、修一は大手出版社の新人賞にエントリーすることになるが、執筆時間がとれず焦り始め、修一と共に出版社で働くこととなった莉奈に対して態度が冷たくなっていく。いつしか、けんかが絶えなくなり……というストーリー。
修一の高校の先輩で大手出版社の編集者・今日子役で松井玲奈さん、修一が編集を担当することになる売れっ子コメンテーター・西川役で安井順平さん、修一の同僚役で冨手麻妙さん、莉奈のバイト先のカップル役で八木アリサさん、飯島寛騎さんらも出演する。