落語家の笑福亭鶴瓶さんが、3D劇場版アニメ「怪盗グルー」シリーズのスピンオフ作品「ミニオンズ」(ピエール・コフィン監督、カイル・バルダ監督、31日公開)の日本語吹き替えに参加していることが7月21日、わかった。今作では、これまで務めた怪盗グルーの子供のころの役を担当しているといい、同日、東京都内で行われた同作の吹き替え版完成報告会見に出席した鶴瓶さんは、黒々としたかつらをかぶるなど、同役をイメージした格好で登場して、会場の笑いを誘った。
会見には、同じく同作の日本語吹き替えを務める天海祐希さん、宮野真守さん、藤田彩華ちゃん、LiSAさんも出席。スペシャルゲストとして、会見の中盤にかつら姿で登場した鶴瓶さんに、キャストは大ウケ。「そこでかぶらされたんですよ。どんどん(スタッフが)こり出してまゆ毛も描かれて……」とスタッフに“やらされた”ことを強調した鶴瓶さんは「何もこんなヅラ(かつら)作らなくてもいいのに。俺もう63(歳)ですよ」と嘆き、隣の天海さんから「額が狭すぎる」といじられていた。
「ミニオンズ」は、「怪盗グルーの月泥棒」(2010年公開)や「怪盗グルーのミニオン危機一発」など「怪盗グルー」シリーズの最新作で、人気キャラクター・ミニオンが主役の作品。鶴瓶さんは「作品はうちの家族もファンなんで、今回も参加できてよかった」と語っていた。