俳優の高橋一生さんと女優の川口春奈さんがダブル主演を務める映画「九月の恋と出会うまで」(山本透監督、3月1日公開)の特別映像が1月21日、公開された。特別映像には、2人のインタビューも収録されており、川口さんは「一生さんとお仕事をしたいって、マネジャーさんに言い続けてきて、やれるんだって幸せに思いました」と告白。高橋さんは「それ初めて聞きました」と驚くと、川口さんは「でもこういうところで言うと嘘くさくなるのが嫌なので。本当ですよね、マネジャーさん?」と照れていた。
映像には、シャボン玉に囲まれた2人が無邪気に遊び、恋の始まりを予感させる本編映像も収録。恋愛映画初主演の高橋さんは「人が人を思うことはファンタジックなことだと思うんですよね。そこの部分をしっかり描けていけたらなというか、お芝居できたらいいなと思います」とコメントしている。
映画は、「書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説」の第1位にも選ばれた松尾由美さんの同名小説が原作。ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織(川口さん)は、小説家志望の隣人・平野(高橋さん)と出会う。ある日、志織は新しい部屋で「こちらは1年後の未来です。あなたに危険が迫っています」という不思議な声を聞く。それは強盗殺人に遭うところだった志織を助けようと時空を超えて届いた、未来からの“誰かの声”。相談を受けた平野は、助かった志織に「タイムパラドクス」が生じることに気付く。それは1年後、志織の存在が消えることを意味していた……というストーリー。