俳優の大泉洋さんの主演映画「騙(だま)し絵の牙」(吉田大八監督、3月26日公開)で、ファッションモデル・城島咲を演じた池田エライザさんのインタビュー映像が2月10日、公開された。池田さんが共演した大泉さんや脚本などについて語っている。
「騙し絵の牙」は、大泉さんを主人公にあて書きした塩田武士さんの同名小説(KADOKAWA)が原作。大手出版社「薫風社」で、かねての出版不況に加えて創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡る権力争いが勃発。専務の東松が大改革を進め、雑誌が次々と廃刊のピンチに陥る中、雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉さん)も無理難題を押し付けられ、窮地に立たされる。しかし一見頼りない速水は、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優さん)を巻き込んだ速水の奇策とは……という内容。
池田さん演じる城島咲は、人気ファッションモデルとして大活躍。スタジオで撮影しているところに、突然、速水が現れる。銃器の話や「城島咲って本名ですか?」など意味深な質問を残して去る速水に興味を持った城島は、速水が編集長を務める「トリニティ」への登場のほか、速水が連れてきた新しい才能あふれるミステリアスなイケメン新人小説家・矢代聖(宮沢氷魚さん)との対談など、速水の策略のもと、次々世の中の話題の中心となっていく。そんな中、城島がある事件に巻き込まれてしまう。その時、城島がひた隠しにしてきた別の顔がついに現れる……という役どころ。