2015年はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」にレギュラー出演し、話題を集めた宮崎香蓮さんが、晴れ着姿でインタビューに応じた。「花燃ゆ」のほかにも舞台「三匹のおっさん」に出演し、3カ月にわたって全国を回った宮崎さん。「総じて実りある1年だった」という15年を経ての現在の心境や、新年の抱負はもちろん、アニメなどが人気の「ラブライブ!」への思いも聞いた。
初の大河ドラマ「花燃ゆ」では、井上真央さん扮(ふん)する主人公の幼なじみを演じた宮崎さんは「井上真央さんとお芝居で絡むシーンがあって、すてきな女優さんですし、得るものもたくさんあった」と振り返り、「すごく幸せな現場にいることができて、私もああいう女性になりたいなって思いました」と明かす。
一方、「三匹のおっさん」では松平健さん、中村梅雀さん、西郷輝彦さんと共演。「そうそうたる“三匹のおっさん”の中で、特に梅雀さんには本当の娘のように可愛がっていただいた」といい、「108公演は初めてのことで、最初はどうなるかなって思ったんですけど、毎日笑顔で過ごせて、芝居もどんどん進化していって、一生の宝物となる出会いと経験をさせていただきました」と充実の表情を浮かべる。
また、宮崎さんは1年前のインタビューで「ラブライバー」(『ラブライブ!』のファン)であることを明かし、話題となったが、「すてきな曲が多いですし、自分の好きなものは発信しなければいけないなって。でもそんなに反響があるとは思わなかったので、すごく影響力のある作品なんだなって改めて感じましたね」と照れ笑い。現在も熱は「冷めてない」といい、「博多のゲームセンターにことりちゃん(劇中に登場するキャラクター・南ことり)のフィギュアがあって、マネジャーさんと2人で取ろうとして、結果ゲットしました!」とうれしそうに話していた。
宮崎さんの中で15年は「自分に足りないものが目に見えてきて、先輩方とか周りの人との出会いがすごく刺激になった1年だった」といい、「もっと自分は引き出しを増やさなくちゃなって思ったので、2016年はもっと行動力を出して、自分に投資して研究できる1年になったらなって」と語ると、「外に出てちゃんと人に会って、遊ぶことも大事なこと。遊んでしゃべって、そこから私はもっともっと得なければいけないなって思っているので、そこもわりと積極的に頑張らないとなって思っています」と語っていた。