優れたデジタルコンテンツの制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’20/第26回AMDアワード」の授賞式が4月21日、東京都内で行われた。
「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー」は、毎年1月1日~12月31日に国内で発売・発表されたデジタルメディアで表現されたコンテンツやサービスを対象に、優れた作品を年間コンテンツ賞「優秀賞」として選出し、優秀賞の中から「大賞/総務大臣賞」と「AMD理事長賞」などを決定する。「大賞/総務大臣賞」は吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメの劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が受賞。「AMD理事長賞」には「半沢直樹」とニンテンドースイッチ向けゲーム「あつまれ どうぶつの森」が選ばれた。
「優秀賞」には「半沢直樹」「あつまれ どうぶつの森」「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のほか、高さ約18メートルの実物大ガンダムを動かすプロジェクト「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」、若手クリエイターが結集した「劇団ノーミーツ」、「小惑星探査機『はやぶさ2』」、ウェブ会議ツール「Zoom」、学生たちが歌唱シーンを“自撮り”したCM「ポカリNEO合唱 2020」、音楽ユニット「YOASOBI」、スマートフォンなどでラジオが聞ける「radiko」など計10作品が選出された。このほか「功労賞」に人気YouTuberのHIKAKINさん、「江並直美賞(新人賞)」に2020年7月にフォロワー数女性日本一を達成したTikTokクリエイターの景井ひなさん、「リージョナル賞」に災害の教訓を次世代に伝える「『碑の記憶』プロジェクト」が選ばれた。