女優の沢口靖子さんが主演を務める人気ドラマシリーズ「科捜研の女」(テレビ朝日系)の映画「科捜研の女 -劇場版-」(兼﨑涼介監督、9月3日公開)の本予告が7月22日、公開された。主人公・榊マリコ役の沢口さん、マリコとバディーを組む京都府警の土門薫刑事役の内藤剛志さんをはじめ、テレビシリーズのレギュラーキャスト10名が勢ぞろいで世界同時多発“科学者”不審死事件に挑む。
解禁となった予告編は、舞い落ちる紅葉と不安げなマリコの表情、そして「助けて」と言いながら高所から自ら飛び降りる京都、ロンドン、トロントの事件から幕を開ける。京都で起きた二つの事件は、犯罪につながる物的証拠が出ずに自殺として処理されようとしていたが、被害者たちの「助けて」という死の間際の一言に違和感を覚えたマリコたち科学捜査のスペシャリスト「京都府警科学捜査研究所」のメンバーと捜査1課の土門刑事は強引に捜査を進めていた。2人の被害者が科学者で研究テーマが類似していたこと、さらに2人の衣服から見つかった“未知の細菌”から、世界的な発見で脚光を浴びている天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介さん)へとたどり着く。
マリコは、加賀野を追い詰めようとするも「直接的な証拠は一切ないのに、逮捕できると思っているのか」と一蹴されてしまう。絶体絶命の窮地に陥るマリコたちだが、歴代レギュラーメンバーの力も借りて、事件解明に向けて動き出す。しかし、マリコにも未知の細菌の魔の手が襲い掛かり……という展開。
映画の主題歌が歌手の遥海(はるみ)さんの「声」に決定したことも発表された。