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誤配された弁当を巡って繰り広げられるヒューマン作「めぐり逢わせのお弁当」が8月9日から公開される。インド映画というと、歌に踊り、きらびやかな衣装、3時間はくだらない上映時間というイメージが定着しているが、今作は違う。リテーシュ・バトラ監督は米ニューヨーク大の映画学校と、サンダンス・インスティテュートで学んだ経験があり、サンダンスでは主宰のロバート・レッドフォードさんじきじきの指導を受けたという。今作の洗練された語り口には、そんな経歴も影響しているようだ。
インドのムンバイで暮らす主婦イラ(ニムラト・カウルさん)が、夫(ナクル・バイドさん)の愛情を取り戻すために作った弁当が、どういうわけか保険会社で働く男やもめのサージャン(イルファーン・カーンさん)の元に届けられる。その日、空っぽになった弁当箱を見て喜ぶイラ。ところが、帰宅した夫の反応がいつもと同じことに不審を抱いた彼女が、翌日の弁当に手紙を忍ばせると……という展開。