俳優の高橋一生さんと飯豊まりえさんが5月12日、東京都内で行われた映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」(渡辺一貴監督、5月23日公開)のジャパンプレミアに登場した。
「岸辺露伴は動かない」は、荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ(集英社)のスピンオフにあたり、人を本にしてその記憶や性格などを“読む”能力を持つマンガ家・露伴が、奇怪な事件や不可思議な現象に遭遇するサスペンス・ホラー。2020年12月に第1期のドラマが放送されると、その後も21年に第2期、22年に第3期を放送。23年には映画版第1作「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が公開、24年5月にはドラマシリーズ最新作「密漁海岸」が放送された。
今回映画化される「懺悔室」は、ファンの間で屈指の人気を誇るエピソードが原作。露伴が取材旅行でベネチアの教会内にある「懺悔室」を訪れると、1人の男が「告白」のために現れる。「体験はリアリティーを作品に生む」という信念と好奇心に駆られた露伴は、神父になりすまし、男の「告白」に耳を傾けると、男は25年前の恐ろしい出来事を語り始め……と展開する。邦画初となる全編イタリア・ベネチアでのロケが行われた。