寺島しのぶさん、豊川悦司さん、広末涼子さんらが出演する映画「あちらにいる鬼」(廣木隆一監督、11月11日公開)の本編映像が10月20日、公開された。
道ならぬ恋に落ちる作家の女と男、そしてその妻の三者が初めて顔を合わせるシーン。出版社の講演会で知り合った長内みはる(寺島さん)と白木篤郎(豊川さん)。白木のミステリアスな魅力にみはるはひかれていく。次の小説の参考にしたいという口実で、みはるは白木の住む団地を訪れる。そこで相手に妻子があることを知るみはるだが、今回解禁された映像では、そこへ白木の妻、笙子(広末さん)が現れる場面が切り取られている。
映画は、直木賞作家・井上荒野さんによる、父である作家・井上光晴さんと母、そして瀬戸内寂聴さんをモデルに男女3人の特別な関係を描いた小説「あちらにいる鬼」を実写化。廣木監督がメガホンをとり、荒井晴彦さんが脚本を担当した。 主人公・長内みはる、のちの寂光を寺島さん、光晴さんをモデルとした白木篤郎を豊川さん、白木の妻・笙子を広末さんが演じる。