人気ホラー「リング」シリーズのキャラクターの貞子と「呪怨」シリーズの“恐怖の象徴”佐伯伽椰子という日本ホラー界の2大キャラが激突する映画「貞子vs伽椰子」が2016年6月に公開され、主演をモデルで女優の山本美月さんが演じることが10日、明らかになった。山本さんがホラー映画に主演するのは初めて。ホラー映画が大好きだという山本さんは「歴史のある2作品に両方出られるなんて、なんてお得でラッキーなんだろうとうれしかった」と喜び、「今回はアクション性もある作品に仕上がっているので、お楽しみに」とコメントしている。
「貞子vs伽椰子」は、今年4月1日(エープリルフール)に、1日限定でティザーサイトでポスターなどが公開され話題になり、映画「呪怨-ザ・ファイナル-」上映時、エンドロール後に劇場のみで映像が公開されていたが、今回、正式に2016年6月に公開されることが発表され、“超特報”映像も公開された。
約1分間の特報映像は、不穏な空気が漂う家屋の中で、息を荒らげ“何者か”におびえる女性が階段の下から2階の様子をうかがうシーンや、部屋の中に置かれたテレビスクリーンに“井戸”が映し出され……という内容。メガホンは映画「呪霊 THE MOVIE 黒呪霊」や「ノロイ」などの白石晃士監督がとった。
映画のテーマは「衝突」と語る白石監督は「最恐のキャラクター同士が衝突したら果たしてどうなるのか、そしてそこにうごめく人間ドラマ。ご期待ください」とメッセージを寄せている。