映画「忘れないと誓ったぼくがいた」(堀江慶監督)の公開初日舞台あいさつが3月28日、東京都内で行われ、村上虹郎さんや早見あかりさん、大沢ひかるさん、池端レイナさん、堀江監督が登場した。
映画は平山瑞穂さんのファンタジー小説が原作。避けられない運命に向かって必死にもがこうとする若者2人のピュアな恋愛を描く。主演を俳優の村上淳さんと歌手のUA(ウーア)さんの長男・虹郎(にじろう)さんが務め、ヒロインを元ももいろクローバーの早見さんが演じている。運命に翻弄(ほんろう)される2人を村上さんと早見さんが熱演。早見さんはキスシーンに初挑戦した。
大学受験を控えた高校3年生の葉山タカシ(村上さん)は、ある日、織部あずさ(早見さん)という少女と出会い恋に落ちる。デートを重ねていく中で、あずさはタカシに「私に会った人たちは全員、数時間後には私の記憶が消えているの。ただ理由もなく私のことだけが記憶から消えているの」と不思議な告白をする。信じようとしないタカシだったが、ふとした時に、あずさのことを忘れていることに気づく。そしてタカシは、あずさと会った日の出来事やデートの約束などを細かくメモに書き留め、忘れないようにするが……というストーリー。