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 人気声優の古谷徹さんが1月23日、東京都内で行われた米ドラマ「ナイトシフト 真夜中の救命医」の試写会イベントに登場。WOWOWで放送される日本語吹き替え版に出演する古谷さんは、司会から代表作の役柄を紹介されると、「父ちゃん、俺はやるぜ!」と「巨人の星」の星飛雄馬の声を披露し、続けて「殴ったね。おやじにもぶたれたことないのに!」と「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイの名セリフを披露する大サービス。観客は大盛り上がりで古谷さんは「役名を言われると(パフォーマンスを)やらないと。条件反射です」と笑顔を見せた。

 「ナイトシフト 真夜中の救命医」で、主人公と対立する病院の事務長マイケル・ラゴーサの声を演じる古谷さんは「アメリカのドラマで、レギュラーでっていうのは僕が『児童劇団ひまわり』にいたころの40年以上前。久しぶりです」と笑顔を見せ、役柄について「大人の声で結構上の立場にいるキャラクター。“少年声”なので少年のキャラクターが多かったので、大人の渋いキャラクターは僕にとってはチャレンジ」と明かした。

 「ナイトシフト 真夜中の救命医」は、テキサス州の病院を舞台に夜間シフトを務める医師たちの奮闘を描く医療群像ドラマ。2014年5~7月に米で放送され、早くも続編が決定しており、日本語吹き替え版では俳優の津田英佑さんが元軍医で豊富な経験を持つ主人公のTC・キャラハン、女優の佐古真弓さんがキャラハンの元恋人の外科医ジョーダン・アレクサンダーの声をそれぞれ担当。津田さんと佐古さんもこの日のイベントに出席した。

 昨年大ヒットした劇場版アニメ「アナと雪の女王」の日本語吹き替え版でハンス王子の声を担当した津田さんは、大ヒットを受けて何度もテレビに呼ばれたと明かし、「WOWOWさんには何度もお世話になっていますけども、台本の一番最初に名前が来るお仕事をいただいたのは(今回が)初めて。毎週楽しみにやらせていただいてます」と感謝。ドラマについては「サイドストーリーも充実していて、(登場人物の)相関図もしっかりしている。台本をもらうとすぐに読みたくなっちゃうくらい、とりこになっちゃった作品。しかも初めての主演ですから、一生忘れない作品になったんじゃないかと思いますね」と語っていた。

 「ナイトシフト 真夜中の救命医」はWOWOWプライムで27日から毎週火曜午後11時に放送。全8回。初回は無料放送される。

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