アニメ「秘密結社 鷹の爪」と「スーパーマン」や「バットマン」などのDCエンターテイメントがコラボレーションした劇場版アニメ「DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団」が製作され、今秋公開されることが22日、明らかになった。“超特報”映像も公開され、「バットマン」や「スーパーマン」のような格好をした新キャラクター「吉田ジャスティス・リーグ」の姿や、派手に飛び回るスーパーマンやバットマンの姿などが収められている。
「DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団」は、2017年の東京が舞台。鷹の爪団は、兵器によって身長600メートルに巨大化された主人公・“シン入社員”が暴れ始めたら街が壊滅するため、シェアハウスに住むジョーカーとハーレイ・クインらを追ってきたスーパーマンやワンダーウーマンらスーパーヒーローチーム“ジャスティス・リーグ”と共闘することになる。だが、ジャスティス・リーグの派手なアクションシーンによって映画の予算が蒸発し、画面が雑になる問題が発生するため、バットマンに資金援助してもらおうとする……という内容。
“超特報”映像は約1分40秒で、派手に動き回るスーパーマンやバットマンの姿や、「なんで鷹の爪なんかにっ!?」「なぜ他のスタジオに持ちかけなかった!?」「彼らが救うのは予算か?世界か?」などのテロップが映し出されている。
「秘密結社 鷹の爪」シリーズのクリエーター・FROGMANさんは「どうして私なのか? なぜ他所のスタジオにしなかったのか? いまだ私はだまされている気がしてならない」と心境を吐露し、「DCスーパーヒーローズと鷹の爪団の奇跡の格差コラボ。身に余る光栄であることは疑いようがない。しかし、DCキャラなら他にもたくさん選択肢はあったろうに! かくなる上は、いまだ誰も見たことのない英雄譚を描いてみせよう!」と意気込みをコメントしている。