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映画「少林サッカー」などで知られる香港のチャウ・シンチー監督が6年ぶりにメガホンをとった最新作「西遊記～はじまりのはじまり～」の特報が8月8日、公開された。約1分間の映像には巨大な妖怪が多数登場するほか、チャウ監督が登場し「少林サッカー」の映像と絡めながら「ありえねー！」「とんでもねー！」と日本語を交えて見どころを紹介する。

映画は、中国で明代に生まれた伝奇小説「西遊記」が原作で、インドへ経典を取りに行く玄奘（三蔵法師）とお供の孫悟空らが出会った頃の話が描かれる。玄奘役をウェン・ジャンさん、ヒロインの段役をスー・チーさん、孫悟空役をホアン・ボーさんが演じる。本作は日活と東宝東和がタッグを組んで立ち上げた新レーベル「GOLDEN ASIA」の第1弾作品で、2014年11月にTOHOシネマズ有楽座をはじめ全国で公開予定。

これまで、自作で主演もこなしてきたチャウ監督は今作では監督に専念。その理由について「自分に合った役柄がなかった。僕は主人公しか演じないので」と説明。また、続編について聞かれると「『西遊記』はひとつのシリーズものだと思っているので、（続編は）もちろんすでに考えている」と期待を持たせている。