女優の中谷美紀さんが2月18日、東京都内で行われた主演映画「繕い裁つ人」(三島有紀子監督)のヒット記念舞台あいさつ後、人生初の“チケットもぎり”を体験した。「人前で演じることは結構プレッシャーもあって、時折辞めたくなる時もあるので、いずれ女優が嫌になったら、映画館でもぎりのアルバイトをやって生計を立てたいと思います。時給は最低でも880円はいただきたい」と冗談をまじえながら話した。
映画は、池辺葵さんの同名マンガが原作。神戸を舞台に、洋裁店を受け継いだ2代目店主・南市江(中谷さん)と常連客たちとの織りなす日々が描かれる。三浦貴大さん、片桐はいりさん、杉咲花さんらが出演する。舞台あいさつには三島監督も登壇した。