俳優の藤木直人さんが2月21日、東京都内で開かれたディズニー・ピクサーの劇場版アニメ「リメンバー・ミー」(リー・アンクリッチ監督、3月16日公開)の来日イベントに登場した。イベントには、歌の天才少年として注目され、同作で主人公の日本語吹き替えを担当している石橋陽彩(ひいろ)さんや松雪泰子さんも出席しいた。
石橋さんは2004年生まれで千葉県出身。幼いころから歌のレッスンを始め、TBSの歌のコンテスト番組「Sing! Sing! Sing!世紀の歌声!生バトル 日本一の歌王決定戦」(15年)でジュニア部門グランプリを受賞するなど歌の天才少年として注目されている。
イベントには、来日した「トイ・ストーリー3」も手がけたアンクリッチ監督と、「モンスターズ・ユニバーシティ」を手がけた「リメンバー・ミー」のエイドリアン・モリーナ共同監督、日本版キャストの松雪泰子さんも出席。
「リメンバー・ミー」は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描いた作品。過去の悲しい出来事がきっかけで「音楽禁止」という厳しいおきてがある家に生まれたギターの天才少年・ミゲル(石橋さん)は、伝説のミュージシャン・デラクルスの霊廟(れいびょう)に飾られたギターを手に、先祖が家族に会いにくるという“死者の日”に開催される音楽コンテストに出る決意をする。そんな中、“死者の国”に迷い込んでしまったミゲルは、一族に隠された“秘密”に気付いて冒険を始める……というストーリー。藤木さんはミゲルの相棒で“死者の国”で出会うガイコツのヘクター、松雪さんは家族に音楽を禁じたミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダの声を担当する。