女優の新木優子さんが11月9日、東京都内で開催された、映画「ミセス・ハリス、パリへ行く」(アンソニー・ファビアン監督、11月18日公開)の特別試写会に出席した。何歳になっても夢をあきらめない家政婦ミセス・ハリスが主人公。作品にちなんで、あきらめなくてよかったことを聞かれると「いちばんは、この仕事を続けてよかった。学生時代、皆が進路に悩むときに、このお仕事を続けるか続けないかすごく迷った時期がある」と語った。
この日は同作の字幕監修を手がけたファッション誌「VOGUE JAPAN(ヴォーグ・ジャパン)」の元編集長でファッションジャーナリストの渡辺三津子さんも出席。新木さんとトークセッションを行った。
映画は、1950年代のロンドンを舞台に、ディオールのドレスにひと目ぼれしたハリスが、ドレスを手に入れるためパリへ向かい、周囲の人々を巻き込んで奇跡を起こす物語。劇中には、ディオールが全面協力して再現された、当時のメゾンの様子や華やかなオートクチュール、ショーも登場する。