沢田研二さんと菅田将暉さんがダブル主演を務める映画「キネマの神様」(山田洋次監督、8月6日公開)のVFX監修を山崎貴監督が担当していることが、分かった。併せて映画の特別映像も公開された。
映画は、人気小説家の原田マハさんの同名小説が原作。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田さん)は、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」。若き日のゴウ(菅田さん)は助監督として、青春を駆け抜けていた。しかし、初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大けがをし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める……というストーリー。
今回公開された特別映像は、現在と過去のゴウをつなぐ重要な本編シーンと、その演出について熱心に話し合う山田監督と山崎監督のカメラテストの様子を収めたもの。本編シーンは、現在のゴウが過去に思いをはせながら映画を見ていると、主演を務める昭和の銀幕スター・桂園子(北川景子さん)の瞳がクローズアップされ、若き日のゴウが働く撮影現場の様子が浮かび上がっていく……という内容。