スマートフォン用ゲーム「Tokyo 7th シスターズ(ナナシス)」の完全新作アニメ「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」が、2020年夏に期間限定で上映されることが4月28日、分かった。ゲームで描かれていない新規オリジナルエピソードの約70分のアニメとなる。ゲームの総監督として企画、原作、脚本、シリーズ構成、楽曲やライブ演出を手掛けてきた茂木伸太郎さんが、アニメでも原案、脚本を手がけ、音楽プロデューサーを務める。アニメ「AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-」などに参加してきた北川隆之さんが監督を務め、東映アニメーションが制作する。
アニメのキービジュアルと特報も公開された。ビジュアルは、春日部ハル、天堂寺ムスビ、角森ロナらメインキャラクター12人が描かれている。特報では、春日部ハルらキャラクターが紹介され、「何度だって僕らは傷ついてまた強くなる」という言葉で締めくくられる。
茂木さんは「数年前から自分でも見たかった『アニメーション』で表現するナナシス。その幸運な機会を通じ、ナナシスを知っている人も、ナナシスを知らない人も、誰もが楽しめるエンターテインメント作品にしたい。そんな気持ちで日々、スタッフの皆さんと奮励努力し、制作しています。輝かしいものとはなんでしょう。その答えの一つを、これまで以上に明るく元気に、そして真っすぐに奮闘するシスターズの姿から感じていただければ幸いです」とコメント。
北川監督は「茂木さんと共に各スタッフ、いかにナナシスの魅力を引き出せるか力戦奮闘しております。『誰かの背中を押す』アニメならではの生き生きとした描写で、それが実現できればとてもすてきなことだと思います。劇場でお会いできることを楽しみにしております」と話している。
「ナナシス」は、アイドルをスカウトするアドベンチャーゲームやアイドルユニットを結成してプレーするリズムゲームを楽しめる。2014年2月に配信がスタートした。