女優の優希美青さんと俳優の井上祐貴さんがダブル主演を務める映画「NO CALL NO LIFE」(井樫彩監督)のラストシーンの一部と、その舞台裏を収めたメーキング映像が3月10日、公開された。
「NO CALL NO LIFE」は、第37回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞した優希さんと特撮ドラマ「ウルトラマンタイガ」で主演を務めた井上さんという若手俳優2人がダブル主演を務めるホリプロ60周年記念制作映画。壁井ユカコさんの同名小説「NO CALL NO LIFE」(角川文庫)が原作で、親からの愛情を知らずに育った主人公の女子高校生・有海と、同じ境遇の不良少年・春川が織りなすラブストーリーとなる。優希さんが親の愛を知らず、悲しい過去を背負った女子高生・有海、井上さんが有海と同様に親の愛を知らずに育ち、自由きままな不良少年・春川を演じる。
クランクアップとなる日に撮影されたのは、春川が覚悟を決めて母に対面するシーンと、雨の中の歩道橋のシーン。スタッフが降らせる大量の雨の中、有海と春川のクライマックスシーンが撮影された。この時の雨について、井上さんは「息ができないほどのあり得ないほどの量でした」と振り返った。
母との対面の後、一体春川に何が起こったのか。冷たい雨の中で「春川!」と叫ぶ有海の声が印象的なラストシーンという。