女優の真木よう子さん、井上真央さん、桜庭ななみさんが3姉妹役を演じる映画「焼肉ドラゴン」(鄭義信監督、6月22日公開)の予告編が3月29日、公開された。「焼肉ドラゴン」は、2008年に、日本の新国立劇場と韓国のソウル・アート・センターがコラボレーションして製作し、数々の演劇賞を受賞した舞台「焼肉ドラゴン」が原作。舞台は鄭義信さんが作・演出を手がけ、映画版でも鄭さんが監督を務める。
映画版は、万国博覧会が催された1970(昭和45)年の関西の地方都市が舞台。小さな焼き肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花(真木さん)、梨花(井上さん)、美花(桜庭さん)の3姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。龍吉は「たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとええ日になる」が口癖で、毎日懸命に働き、家族はいつも明るく、ささいなことで泣いたり笑ったりしており、店はいつも、静花の幼馴染・哲男(大泉洋さん)ら騒がしい常連客たちで賑わっていた。しかし強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてきて……という内容。