オーストラリア出身の俳優ヒュー・ジャックマンさんと女優で歌手の剛力彩芽さんが27日、東京都内で行われた映画「X-MEN:フューチャー&パスト」(ブライアン・シンガー監督)のジャパンプレミアイベントに登場。日本語吹き替え版で、あらゆる人間に姿を変える能力を持つ青い肌のミュータント「ミスティーク」の声を担当した剛力さんが「ハリウッド進出は一つの目標です」と明かすと、ジャックマンさんは「アヤメさんのためにハリウッドの方がやって来ますよ」とにっこり。さらにジャックマンさんは「アヤメさんは歌も踊りもできますよね。じゃあ、次のX-MENはミュージカルにしましょう」と語った。
「ウルヴァリン:SAMURAI」(2013年)のプロモーション以来、約9カ月ぶりの来日となったジャックマンさん。「1年もたたずに大好きな東京に戻ってこれてうれしい」とファンに向けあいさつ。映画については「ストーリー、キャスト、アクション、特殊効果とこれまでで最高の作品になった」と自信を見せ「日本は僕にとってベストな国。ぜひ皆さんにも早く見てほしい」と呼びかけた。またジャックマンさんが「サッカーのワールドカップ決勝がオーストラリア対SAMURAI BLUE(日本代表)になることを願っています」と語ると、会場からは大きな歓声が上がった
「X-MEN:フューチャー&パスト」は、米マーベル・コミックの人気マンガを原作とした映画「X‐MEN」シリーズの7作目。1作目「X‐メン」(2000年)と2作目「X‐MEN2」(03年)を手がけたシンガー監督がメガホンをとり、未来と過去を舞台に、ミュータントたちの生存をかけた戦いが描かれる。主演を務めるジャックマンさんのほか、パトリック・スチュワートさん、イアン・マッケランさん、ハル・ベリーさんらが出演。5月30日から全国で公開。