俳優の玉木宏さんの主演ドラマ「極主夫道」の劇場版である映画「極主夫道 ザ・シネマ」（瑠東東一郎監督）の6月3日公開を記念して、日本テレビ系「金曜ロードショー」で「『極主夫道』爆笑！カチコミSP」が放送されることが分かった。テレビドラマの名場面と映画の見どころを詰め込んだ映像「2分でわかる極主夫道」も公開された。

　今回公開されたのは、「極主夫道」の魅力がわかるスペシャル映像。「最強の主夫篇」「個性豊かなキャラ篇」の2本立てで、「最強の主夫篇」は、龍（玉木さん）とロボット掃除機、雅（志尊淳さん）との料理教室、ラップを歌う龍、龍の宿命のライバルにしてクレープ屋を営む元伝説の極道・虎二郎（滝藤賢一さん）とのけんかシーンなど数々の名場面が映し出される。見た目、言葉、いでたち、すべてが極道だが、いたってまじめに主夫道に邁進し、ご近所トラブル解決に奔走する姿、そのギャップとシュールな笑いを楽しめる映像となっている。ナレーションは、声優の千葉繁が担当している。

　「極主夫道」は、新潮社のマンガサイト「くらげバンチ」で連載中のおおのこうすけさんの同名マンガが原作。「不死身の龍」と言われた元極道の専業主夫・龍が、家族やさまざまな事件が起こる町の平和を守る姿を描くヒューマンコメディーで、2020年10月期に放送された。映画は、原作をもとにオリジナルの展開も織り交ぜた物語。玉木さんが主人公の龍、川口春奈さんが龍の妻・美久、志尊さんが龍の元舎弟・雅を演じるほか、竹中直人さん、稲森いずみさん、白鳥玉季さん、古川雄大さん、玉城ティナさんらも引き続き出演する。