アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで女優の島崎遥香さんが4月5日、東京都内で開催された、WOWOWのオムニバスドラマ「東京二十三区女」のトークイベント付き特別試写会に出席。ドラマはホラーミステリーで、地方ロケで体験したという自身の恐怖体験を明かした。
島崎さんは「違う作品で地方のホテルで泊まり込みで撮影していた時」と切り出し、「上の階がうるさくて。次の日マネジャーさんに言ったら、『最上階だよ』って。後々、ゾッとしました」と告白。登壇者らが驚く中、島崎さんは「足音がうるさかったです。寝ちゃったんですけど」と、あっけらかんと答えていた。
「東京二十三区女」は映像作家で小説家の長江俊和さんの小説が原作のホラーミステリー。各話の主人公が東京に実在する恐怖スポットへと足を踏み入れていく。そこには恐ろしい物語、隠された歴史、人間の悲しい過去が存在する……という内容。
主演女優として、第1話「渋谷区の女」に倉科カナさん、第2話「江東区の女」に安達祐実さん、第3話「豊島区の女」に桜庭ななみさん、第4話「港区の女」に壇蜜さん、第5話「板橋区の女」に中山美穂さんが登場。島崎さんは第6話「品川区の女」で主演を務めるほか、全話に登場するフリーライターの璃々子として出演する。
この日のイベントには共演の岡山天音さん、原作者で監督・脚本を務めた長江さんも出席。岡山さんはドラマについて「とにかくしゃべっていました。説明セリフが多く、キャラクター的にも演じたことのない役だったので、普段使っていない脳みそを使った感じでした。霊感はないので、セリフが出てこないことの方が怖かったですね」と冗談めかしていた。
また、撮影中の印象的なエピソードを聞かれた島崎さんは、東京・板橋にある縁切りスポットでロケをしていた際、「(一般の人が縁切りの願掛けを)書いた後、私に『握手してください』って。私はどういう気持ちで握手すればいいんだろう(と思った)」と話して、笑いを誘っていた。
ドラマは12日からWOWOWプライムで毎週金曜深夜0時放送。第1話は無料放送。