俳優の横浜流星さんが3月23日、名古屋市内で行われた公開中の映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」(川村泰祐監督)の公開記念舞台あいさつに、上白石萌音さん、杉野遥亮さんとともに登場した。19日に最終回を迎えた連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話(はじこい)」(TBS系)に“ゆりゆり”こと由利匡平役で出演し話題となった横浜さんは、9月に公開予定の映画「いなくなれ、群青」(柳明菜監督)での主演が発表されるなど活躍が続いており、「最近よく『痩せた』と言われる」と明かし、「たくさん食べて皆さんに心配かけないように。今日も(名古屋名物の)ひつまぶしが食べられるそうなので、おいしくたくさん食べたいと思います」と笑顔を見せた。
この日の舞台あいさつは、大阪・難波から始まって名古屋が4カ所目。名古屋の映画館への到着がギリギリになったといい、その理由を聞かれた上白石さんは「サービスエリアでソフトクリームを買っていたからです」と恥ずかしそうに告白し、杉野さん、横浜さんも「すみません」と恐縮。上白石さんがソフトクリームを食べ、杉野さんは「肉巻きおにぎり」、横浜さんは「牛タン塩焼き」を食べて、サービスエリアのグルメを満喫したと話した。
また同映画の好きなシーンを聞かれ、上白石さんが「屋上で2人がケンカするところ」と柊聖(杉野さん)と玲苑(横浜さん)のシーンを挙げて「2人ともすごい脱いでた。めっちゃ筋トレしてましたよね」と話すと、杉野さんは「現場に(筋トレ用の)機械を持ち込んでやってたよね!」と撮影を振り返った。「一応ね」と照れたような表情を見せた横浜さんは「(劇中は)1年前のちょっと若い肉体。今はさらに仕上がっているんで」とちゃめっ気たっぷりに語っていた。
映画は、渡辺あゆさんがマンガ誌「別冊フレンド」(講談社)で2009~17年に連載し、コミックス全24巻の累計発行部数が1000万部を突破したヒット作が原作。L・DK」は“ラブ同居”の略で、2014年に剛力彩芽さんと山崎賢人さんの出演で実写映画化された。今回の映画では、新たなキャストで原作の中でも人気が高い「玲苑(れおん)編」を描く。恋人同士となり、2人きりでラブ同居を始めた葵(上白石さん)と柊聖(杉野さん)のもとに、柊聖のいとこの玲苑(横浜さん)がやってきて、3人での不思議な同居生活がスタートする……というストーリー。