元「乃木坂46」で女優の桜井玲香さんが主演、女優の岡崎紗絵さん、三戸なつめさん共演の映画「シノノメ色の週末」(穐山茉由監督、11月5日公開)の本編映像が10月31日、公開された。制服姿で集合した3人が、夜の校舎を探索しているシーンとなっている。
明かりがついていない真っ暗な廊下を歩いていると、誰もいないはずの校舎から物音が。すかさずアンディ(三戸さん)が「廃墟って、出るらしいよ……」と2人を驚かす。次第に近づいてくる物音の正体は、美玲(桜井さん)の足元に転がってきたピンポン玉だった。3人は怖いもの見たさでピンポン玉が転がってきた方向に、恐る恐る歩いて行き、その先をのぞき込む。すると背後から「それ、返して……」という女性の声が。3人が見たものとは一体……という展開。
映画は桜井さんの映画初主演作品で、女子校出身20代女子3人の物語。女子高を卒業して10年。美玲(桜井さん)はモデルを続けているが、いつの間にか雑誌のグラビアを飾ることはなくなった。そんな中、放送クラブで一緒だったアンディ(三戸さん)から、部長だったまりりん(岡崎さん)と3人で、取り壊しになる母校にタイムカプセルを探しに行こうと誘われる。超マジメで目立たなかったまりりんが広告代理店に就職し、デキる女ぽくなっているのを見て焦り、相変わらずカメラ好きサブカル系のアンディにホッとする美玲。裏門から忍び込んだ3人は、廊下を走り、笑い転げ、やりたい放題。結局、タイムカプセルは見つからず、また週末に集まることになる。何にでもなれると思っていたあの頃の自分に戻ったつもりの3人だったが、事態は違う方へと転がっていく……というストーリー。