俳優の井川遥さんが5月22日、東京都内で行われた映画「平場の月」(土井裕泰監督、11月14日公開)の製作報告会見に登場した。イベントには、共演の中村ゆりさんも登場し、撮影現場のメーク室で井川さんと会った際に目にした“すっぴん”の美しさを明かした。
同作は、第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名小説が原作で、中学時代の初恋の相手同士である男女が再会し、ひかれ合う……というストーリー。堺雅人さんが主人公・青砥健将、井川さんが青砥が中学時代に思いを寄せていた須藤葉子を演じ、中村さんは須藤葉子の妹役として出演する。
中村さんは「(共演の)吉瀬(美智子)さんもそうなんですけど、井川さんは憧れの女優さんで、メーク室でお会いして『すっぴんもきれい』と思っていたら、『ずっとお会いしたかった』と言ってくださって。そんなことを言ってくださると思っていなくて、思春期の初めて好きな人に話しかけられた男の子みたいになっちゃって」と話し、井川さんは「ちょっと素っ気なかったの」と笑顔でエピソードを明かした。