お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんが2月2日、東京都内で行われた映画「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」(ショーン・レビィ監督、3月20日公開)のアフレコイベントに登場。日本語吹き替え版でサー・ランスロット役の声優を務める徳井さんは、映画の魅力を伝えようと登場キャラクターのイラストを披露した。テレビのバラエティー番組などで“画伯”と呼ばれている腕前の徳井さんは、特にお気に入りだというスフィンクスのイラストについて「人生最大の傑作と言っても過言ではない」と、自画自賛して、記者たちの爆笑させた。
映画「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」は、博物館で働く夜間警備員・ラリー(ベン・スティラーさん)が、魔法によって夜な夜な動き出す展示物とのドタバタを描いたコメディー映画「ナイトミュージアム」シリーズ(2006年、09年)の最終章。エジプト王の石板に異変が起き、ラリーが原因解明と救出に向かう……というストーリー。イベントでは、徳井さんがその場でトリケラトプスの化石標本、スフィンクス、モアイ像の3体をイラストで披露した。
徳井さんは「僕は一生懸命描いているのに、みなさんに失笑される。全員でバカにしていますよね!」と苦笑いしながらも、「自分の中ではベストを尽くせたかな」と振り返った。スフィンクスの完成度については「僕の中ではすごく革命的な絵なんですよ。ネコ科の動物を真正面から描けた! 菩薩(ぼさつ)のようなうすら笑み……」と興奮気味に語ったが、記者から「絵の個展を開く予定は?」と聞かれると、「この画力で個展を開くなんて、正気の沙汰(さた)じゃないでしょ。開いたら来てくれるんですか? ニーズがあれば」と苦笑。「こんな奇天烈なキャラクターがいっぱい出てきます!」と、開き直って映画をPRしていた。