村上春樹さんの短編小説を映画化した「アフター・ザ・クエイク」(井上剛監督)の本予告が公開された。主演の岡田将生さん、鳴海唯さん、渡辺大知さん、佐藤浩市さんらが演じる登場人物たちの物語が描かれている。
「アフター・ザ・クエイク」は、4月にNHKで放送されたドラマ「地震のあとで」と物語を共有しつつ、岡田さんら4人の主人公を結ぶ新たなシーンが加わり、映画版ならではの編集で公開される作品。
「地震のあとで」は、村上さんが阪神・淡路大震災の後に発表した短編集「神の子どもたちはみな踊る」(2000年発表)から4編を、岡田さん、鳴海さん、渡辺さん、佐藤さんの主演でドラマ化。舞台設定を1995年だけでなく、2025年にいたるまでに置き換え、“今”に続く“地震のあと”の30年の時間を描いた。監督はドラマ「その街のこども」、連続テレビ小説「あまちゃん」などの話題作を手がけてきた井上剛さん。脚本は「ドライブ・マイ・カー」の大江崇允さんが担当した。