BS11の報道番組「ウイークリーニュースONZE」のビジネス情報コーナー「BizBuz」では、シリーズ「エコライフへの挑戦」の第3回「未来につながる教育『ESD』とは？」と題して、環境を軸にした持続可能な開発のための教育「ESD」を紹介した。

ESDとは、「Education for Sustainable

Development」の略で、「持続可能な開発のための教育」という意味。環境やエネルギー問題だけでなく、国際理解や地域文化などトータルに見て、持続可能な社会を作っていくための担い手を育てる取り組みで、全国の小中学校などで、地域の田んぼや里山の重要性を学ぶなど、身近な暮らしから、環境を大切にする事を学んでいく。

2月8日には、仙台で「東北地方ESDプログラムチャレンジプロジェクト発表大会」が開かれ、東日本大震災を経験した東北の子供たちが、取り組んでいる環境保全活動などを発表した。同22日には、東京で「ESDキッズフェス」が開かれ、NPOが取り組む環境保全活動に参加した小中学生が体験を発表した。

2005年から、「国連ESDの10年」が始まっており、今年がその最終年に当たり、11月には愛知県と岡山県で、「ESDに関するユネスコ世界会議」が開かれ、10年間の成果発表と今後の方向が話し合われる。

放送時間：BS11毎週日曜日 午後6時00分～6時55分

キャスター：

元村 有希子（毎日新聞科学環境部編集委員）

黒塚 まや

コメンテーター：

山路 徹（ジャーナリスト）

BizBuzコーナー

出演：猪狩 淳一（毎日新聞デジタル）