北村匠海さん主演の映画「明け方の若者たち」(松本花奈監督、12月公開)の特報映像が8月6日、公開された。
ウェブライター・カツセマサヒコさんの青春恋愛小説「明け方の若者たち」(幻冬舎)を実写化。北村さんは主人公の「僕」役を務める。明大前の飲み会で「僕」が一目ぼれする「彼女」を演じるのは、女優の黒島結菜さん。新入社員の「僕」の同期で後に親友となる「尚人」役で俳優の井上祐貴さんが演じる。
特報映像は、「16文字から始まった、沼のような5年間」という北村さんのナレーションから始まり、僕と彼女が過ごす日々が映し出される。「一目ぼれとか初めてでさ」とベッドの上で唇を重ねようとして歯をぶつけてしまう初々しい様子や、噴水の前ではしゃいだり、「楽しいこと全部やっとかないと」と真冬に花火をしたり、会社の同期で親友の尚人と3人で夜明けまで飲み明かしたりするなど、幸せな日々を送っていたが、「でも僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを……」という言葉と共に花火の火が消え、それまでの幸せな日々が一変することを予感させ映像は幕を閉じる。