俳優の福士蒼汰さんと女優の川口春奈さんが7月12日、東京・新宿の映画館「新宿ピカデリー」で行われた恋愛映画「好きっていいなよ。」(日向朝子監督)の初日舞台あいさつに共演者とともに登場。直前の上映が映写機トラブルで中止になったが、約600人の観客はほとんど帰らずキャストの登壇を約2時間待つトラブルがあり、川口さんは「見てもらえなくてとても残念」と語り、「待っていてくれてとても感謝しています」と笑顔。福士さんも「たくさんの方が残っていただいてうれしい。ありがとうございます」と頭を下げた。
同映画館ではこの日、舞台あいさつが2回実施されたが、最初のあいさつ前の上映が映写機トラブルで中止に。朝から東京と埼玉の映画館3カ所を舞台あいさつで回っていたキャスト陣は、上映中止の情報を聞いたが、舞台あいさつだけでもやりたいとステージに立ったという。2回目は、映写機が復旧し無事上映された。
舞台あいさつには、共演の市川知宏さん、足立梨花さん、西崎莉麻さん、山本涼介さん、八木アリサさん、日向監督も出席。口々に感謝を語った後、女性キャストが特に好きな"胸キュン"なせりふを男性キャストが実演。テレながらも真剣に甘い言葉を発する俳優陣に、観客は「きゃー」「可愛い」などと歓声を上げた。
映画は、累計発行部数600万部を突破する葉月かなえさんの人気少女マンガが原作。16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきた少女・めい(川口さん)は、ある日、誤解から学校一のモテ男の大和(福士さん)にケガをさせてしまう。大和はなぜかそこでめいのことを気に入り一方的に友達宣言。さらに、ストーカーからめいを守るためキスをしてしまい......という恋愛ストーリー。